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『PERFUME:THE STORY OF A MURDERER』(原題)
製作国:ドイツ/フランス/スペインPG-12
監督:トム・ティクヴァ
原作:パトリック・ジュースキント
    『香水ある人殺しの物語』(文藝春秋刊)
出演:ベン・ウィショー、ダスティン・ホフマン、アラン・リックマン、レイチェル・ハード=ウッド
ナレーション:ジョン・ハート

*DVDで鑑賞*

18世紀のパリ、悪臭のたちこめる魚市場で産み落とされたジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)。彼は生まれながらにして驚異的な嗅覚を持ち、一切の体臭を持たない男であった。
 その人間離れした嗅覚を持つがゆえに、奇怪な青年として周囲に疎まれている彼は、ある晩、芳しい香りの少女に夢中になり、誤って殺してしまう。その後、彼は少女の香りを求めて調香師になり、処女の匂いを封じ込めた香水を作るために没頭する・・・。



「匂いを映像化できるのか?」というテーマが監督の中に撮る前からあったんでしょうね、この無理難題!とも言えるお題に真っ向から立ち向かった『パフューム ある人殺しの物語』、結果的には見事成功してます。いや、むしろ一種の映像革命かもしれません。それほどのクオリティです。

USJの劇場の中で、映像に合わせて甘~い匂いが座席の下から出てきたりするアトラクションもありましたが、今作はそういった小細工はもちろんナシで、カメラワーク等、映像の力だけを使って“匂い”を観客に嗅がせようとした監督の姿勢をまず誉め讃えたいです。

そういえば『チャーリーとチョコレート工場』も鑑賞中、チョコレートが無償に食べたくなりましたが、あれとはまた少し違うような・・・。


この監督の他作品は『ラン・ローラ・ラン』しか観てないですが、あの映画もアニメーションを採り入れたり、同じシチュエーションを複数のパターンで見せたり、実験的な部分が評価された映画でした。

今作でも新たな挑戦している所を見ると、やっぱりこの人は映画の可能性を探求しているんですね。いや、素晴らしい監督さんですよ!21世紀のスタンリー・キューブリックです。


ストーリーにもちょこっとだけ触れます。

前半は香水調合士へのサクセスストーリー?と思えるほど主人公へ感情移入できるのですが、シリアルキラーに変身した中盤からは感情移入どころか観客を突き放したかのようなサイコっぷりが披露されます。

主人公には匂いがないので、女性の背後に潜んでいても解らないし、犯行の足跡も残さない、という部分はサスペンス・ファンとして非常に面白かったです。あと売春婦の飼っていたネコが伏線になる所もベタな感じがして好きでした。

後半~終盤はテンポも良く、衝撃のラストまで畳みかけるような展開に圧倒されました。大きく取り上げられたあのラストのシーンは中世絵画を思わせるほど芸術的で美しかったです。舐めるようなカメラワークは『アイズ・ワイド・シャット』を思い起こしました。

そして忘れてはいけないのが老香水調合士を演じたダスティン・ホフマン!彼の持つトボけた演技が、前半の陽のトーンを作り上げていましたね。

俳優陣も脚本も映像も素晴らしいので言うことナシ!そして監督の遜色なき実験精神にプラス1点献上。次は更なる映像革命を期待します!


びびっと★評価 ★★★★★+★

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アキオ

Author:アキオ
びびっ!とキタものを Vivid(鮮やかに) 紹介していきます☆★


*中島卓偉*プロフィール

1978.10.19 / 福岡県出身/ A型

バンド活動を経て、“TAKUI”として1999年ソロデビュー。

抜群の歌唱力と圧倒的なライヴ・パフォーマンス、そして稀代のソングライティング能力には業界内・外からも定評がある。

●最新シングル
『3号線』
発売中!

●デビュー10周年記念アルバム『BEST YOURS』
~TAKUI NAKAJIMA Anniversary 1999-2008~
発売中!!←はじめて卓偉の音楽に触れるひとにオススメ!ぜひ聴いてみて♪

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