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[B→BOILED 20's SIDE]

06.CHANGE MY WORLD

ゴスペルを意識したかの様な卓偉のアカペラから始まるアレンジに思わず聴き入ってしまうポップチューン。Bメロがアニメのテーマソングのようなメロディラインを奏で、これもある種、ZIGGYの影響かと勘繰りたくなる。

ザ・ビートルズの名曲「ACROSS THE UNIVERS」の歌詞の中にも登場する「"Nothing's gonna change my world"(何ものも僕の世界を変えることはできない)」という一説はソロに転身するにあたっての意思表明であろう。

07.さよなら

『傘をささない君のために』に収録されていても違和感のない叙情的なバラッド。男女の別れを綴った歌詞が美しい。ピアノが大々的にフィーチャーされており、ソロの専売特許的品と言える。

MAGGIE MAEの3rd『トリプルテンパイ』に収録されていた「Peace Of Mind」をより進化させた曲だと言えるだろう。ライブではハーモニカも添えたアンプラグド形式で演奏された。

08.ドッペルゲンガー

まるでスパイ映画『ミッション・インポッシシブル』のテーマ・スコアを思わせるような鋭利なギターとシンセの旋風的なリフが野合するナンバー。

先ほど“ハードなナンバー”と述べたが、エッジの効いたギターのバッキングは限りなくヘビーメタルに近い。打ち込み音も多用され、メタルとデジタルの融合を意識した編曲を展開している。

しかしながら、間奏ではそれらが一転し、まるでテント張りのサーカスを思わせるワルツに変化する。これはザ・ビートルズの「Being For The Benefit Of Mr. Kite!」をモチーフにしたものだろうか。日本ではBOOWYの「NOISE LIMITTER」の影響とも受けられる。

09.RAINBOW CHILD

ビートルズ・チックのコーラスが聞けるブルージーなミディアムナンバー。お金と時間があれば矢沢永吉の「アイ・ラブ・ユー,OK」、ジョン・レノンの「女は世界の奴隷か!」、ザ・チェッカーズの「今夜の涙は最高」のようなホーンセクションも交えたアレンジになったかもしれないが、こういったハードロック的なアプローチでも曲が生かせているのは立派。それだけではなく間奏でのカズーがホーンの代わりとして機能しており、ノスタルジックな詞の世界観を増幅させることにも成功している。

歌詞は卓偉が幼少時代に虹を初めて見た体験がモチーフとなっており、アルバム中、最も心を打つ出来なのではないか。小雨を浴びながら卓偉が通った保育園でこの曲を聴いた思い出が今も胸の内でさざめいている。

10.Dearest Friends

草原を駆け抜ける馬を思わせるドラムロールからフェイドインする本作のラストナンバー。この楽曲はMAGGIE MAEのメンバーに捧げたものであり、ソロシンガーとしてこれから歌い続けていく意志表明でもあるはずだ。

歌詞中の“「-はるかかなたまでー」”とはMAGGIE MAEのファーストアルバムである『OUTSIDER BOYS』の最後に納められた「one way street~はるかかなたまで~」という楽曲を指しており、そのアンサーソングとも解釈できるだろう。

この「one way street~はるかかなたまで~」の中に、“何も知らない少年達はこの街で出会った”という一説がある。その約4年後に製作された「Dearest Friends」では“時代は少年を大人に変えた”と歌っており一人の人間の成長を物語っている。

また、この曲の中には“涙”という言葉が頻繁に登場するが、それは解散ライブ終了後、楽屋でひとり泣き続けた卓偉の涙のことを指していると思われる。

誰よりもMAGGIE MAEを愛していた中島卓偉の、誰も知らない涙の理由がこの楽曲に封印されている。卓偉とメンバーにしか歌詞のすべての理解できない曲、そんな歌が一つくらいあってもいいのではないだろうか。


[Service track]あなたの空になりたい

前曲の「Dearest Friends」がバンドメンバーに贈られた曲ならば、この「あなたの空になりたい」はファンに向けたメッセージソング。解散ライブの客出しSEとして流れていたので98年の末にはすでに録音されていたことがわかる。よってMAGGIE MAE名義の楽曲だとも言える。

歌詞はラブソングともとれる様に書かれているが、歌詞の中には“忘れないでいて”“今の自分があなたを愛していたこと”などファンに対しての思いを伝えているのがわかる。特に“迎えに行くから”という歌詞は後のソロデビューを予想させるものだろう。



終わりに;CD化されるにあたって『20's CALBORN』はファンレターなどでも再録音の要望もあったそうだが、卓偉本人としては一度パッケージされたアイテムに手を加えるのは好ましくなく、その話は流れたそうだ。

が、CD化になるにあたってこれまで卓偉の数々の音源を手掛けている小泉氏がマスタリングを行っていることが歌詞カードにクレジットされているので、サウンドはテープ時より音質的飛躍が顕著であり、クリアで鮮明な音が聴けるようになっている。
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2007/10/06(土) 17:23 [編集]


lコメントありがとうございます!いつもココをみてくれる皆さんのためにも今後とも、より良い批評文を書いていこうと思います!

このアルバムはやっぱ大好きですね。歌詞は表面的には難しい表現を多様してますが、歌詞の行間からは新たなるスタートの意思が読み取れるところが気に入ってます。

私のブログを読んで卓偉さんの素晴らしさ、人間的奥の深さを知っていただけたら光栄です♪
2007/10/12(金) 04:01 アキオ URL [編集]

No title

Anaxagoras conflicts resumed a early zanpakut?ª© centuries a past of Tales physician region territory and sweet.
2011/01/06(木) 21:54 hai URL [編集]

fIMXHqHpDQ

2012/01/11(水) 04:48 nxqzrby URL [編集]







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プロフィール
 

アキオ

Author:アキオ
びびっ!とキタものを Vivid(鮮やかに) 紹介していきます☆★


*中島卓偉*プロフィール

1978.10.19 / 福岡県出身/ A型

バンド活動を経て、“TAKUI”として1999年ソロデビュー。

抜群の歌唱力と圧倒的なライヴ・パフォーマンス、そして稀代のソングライティング能力には業界内・外からも定評がある。

●最新シングル
『3号線』
発売中!

●デビュー10周年記念アルバム『BEST YOURS』
~TAKUI NAKAJIMA Anniversary 1999-2008~
発売中!!←はじめて卓偉の音楽に触れるひとにオススメ!ぜひ聴いてみて♪

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