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 1999年4月に20日にデモテープとして発売された『20's CALBORN』がこの度、CDとして再発されることになった。

 卓偉が上京後に結成し、1994から活動をしていたMAGGIE MAEが98年末のライブで突然の解散宣言を発表。そこからTAKUIとしてのソロ活動がスタートをした。

 MAGGIE MAEというバンドは当初パンクバンドからスタートし、徐々に力量が上がるにつれ音楽性も豊かになり、三枚目の『トリプルテンパイ』ではほとんど初期のパンクナンバーは影を潜めたスタイルに変化していた。

 そして解散から約4カ月後にリリースされたこの『20's CALBORN』は更に音楽性がヴァラエティ豊かになり、歌詞の完成度、歌唱力も前作とは比較にならないほどの成長をみせており、バンド形態では出来なかったジャンルを見事消化しているといえるだろう。

 このアルバムに収録されたほとんどの楽曲はバンド時代から存在しており、メンバーにも聴かせる機会もなかったもので、20~30曲ほどのストックの中から厳選したもの。時間とスタジオミュージシャンの関係もあり、これでも自分のやりたいことを押さえているそうで、2007年9月30日に行われたライブ「過去の僕も知ってください☆夕べのカルボーンとNUCLEAR+ちゃんすわ☆」でも「ROLL UP FOR THE UNIVERSE」、「BADLY NOOOO!!!!」、「TO THE MAX」も収録する予定だったと発言していた。

 本人的にはそういった不満もあるかもしれないが、若干二十歳の新人がこれだけの曲が書け、これほどまで歌え、しかもセルフプロデュースなのは驚異的な事実であり、これはひとつの事件でもある。MAGGIE MAEというバンドで培った五年間の日々が決して無駄ではなかったはずだ。

 ちなみにタイトルの「カルボーン」とは骨型のカルシウムのお菓子のことで“20歳の骨格”となる意味を込められて名付けられた。


 尚、テープ版ではA、B面の最後にアレンジャーでもある竹内彰氏との架空のラジオ番組が収録され、前者にはCD版には惜しくも未収録となった名曲「カップル」が演奏されている(新アレンジで再録希望!!)。

[A→FRIED 20's SIDE]

01.100万回生きたねこ

 
ファンからプレゼントされた佐野洋子さんの絵本『100万回生きたねこ』にインスパイアを受けたリリカルな歌詞がエモーショナルな名曲。これについて後にブログで卓偉はこう述べている。

「あの絵本には何気に、わがままな男の生き様が描かれていて、それを自分に置き換える事が出来たから感動したんだと思う。」

これまでのMAGGIE MAEのアルバムオープニング曲はすべてアップテンポであったのに対し、ソロ一作目となるこのアルバムでは意表をついての幻想的なロッカバラード。アコギのストロークとそれに絡むエレキのフレーズが切なさを強調している。
 
02.トライアングル

 のちにシングルカットされ、デビューシングルとなった楽曲。歌詞は結婚詐欺師に騙される女性の心情を描いており、MAGGIE MAE時代から発表されてきた「what do you mean?」との姉妹作であり、ほぼ同時期に作ったと思われる。
 
結婚詐欺師という奇抜な設定に目が行きがちだが、最終的には“人間、落ちて行ったら結局、誰も一人だよ”というテーマが根底に込められている。これは「ALL ALONE」のメッセージと同じであり、昔も今も変わらない卓偉のポリシーが伺えるのではないだろうか。
 
デジタルサウンドを全面に押し出しており、イコライジングされたヴォーカルも新鮮。間奏の部分がCD版と大きく異なり、こちらはアラビアンチックなメロディや、鳥のさえずり声をサンプリングしている。


03.PASSION HIP LADY

 スティーヴィー・サラスを意識した様なハードファンク色の強い16ビートナンバー。既にこの時期には存在していた「BADLY NOOOO!!!!」も同じファンクチューンなので、収録を見送ったのだろうか。

 なんと言っても卓偉のハイトーンボイスが十二分に味わえる傑作で、特にサビでのファルセットの伸びは驚異的。ただ、これは全曲に通じることだが、ドラムが打ち込みでなければ更に強力なグルーヴ感を打ち出せたように思える。歌詞がエロティックなのも初の試みか。

04.6-CASTER-9

 まるでフィフティーンズのバンドかと錯覚してしまうギターフレーズから幕を開けるロカビリーテイスト溢れる一曲。それゆえに「DRIVE MY LIMO」の萌芽を読みとるのは邪推だろうか。

間奏後にレゲエチックになったり、サビではメロコアビートになったり、ラストはブルージーにシメたりと、展開が目まぐるしい“ロックンロール”である。

05.BOYS LOOK AHEAD

 デビューシングル「トライアングル」のカップリングに選出される楽曲。2005年の野音ライブにて“THE YELLOW MONKEYを意識した”、と卓偉が公言した様に彼らを思いださずにはいれないシャッフル・リズムが気持ちよいナンバー。

 歌詞は映画『天空の城ラピュタ』をモチーフにしながらも、“Boys Be Anvicious”=少年よ、大志を抱け、というメッセージが卓偉独自の感性で見事に具象化されている。


後編[B→BOILED 20's SIDE]へ続く。


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 4字熟語はPCではNETにたくさんありましてでも、まるちゃんがあまりにかわいいので理由なく手してしまった。案外ためになります。毎日一個でも、かさなれば沢山の熟語がわかりはーはーはーーん ぜひ一読推薦するまるこであった。漢字だらけで難しい四字熟語がちびまる子
2007/10/06(土) 07:10  あやの部屋
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アキオ

Author:アキオ
びびっ!とキタものを Vivid(鮮やかに) 紹介していきます☆★


*中島卓偉*プロフィール

1978.10.19 / 福岡県出身/ A型

バンド活動を経て、“TAKUI”として1999年ソロデビュー。

抜群の歌唱力と圧倒的なライヴ・パフォーマンス、そして稀代のソングライティング能力には業界内・外からも定評がある。

●最新シングル
『3号線』
発売中!

●デビュー10周年記念アルバム『BEST YOURS』
~TAKUI NAKAJIMA Anniversary 1999-2008~
発売中!!←はじめて卓偉の音楽に触れるひとにオススメ!ぜひ聴いてみて♪

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