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映画 | 2006/10/06(金) 02:56
『Match Point』

2005年イギリス
監督)ウディ・アレン
出演)ジョナサン・リース・メイヤーズ スカーレット・ヨハンソン エミリー・モーティマー マシュー・グード ブライアン・コックス ペネロピー・ウィルトン

 ニューヨーク派の名匠ウディ・アレンが初めてロンドン・ロケを敢行したサスペンス。イギリスの上流社会を舞台に、持ち前の野心で地位と財産を手に入れる男の運命を描く。運命に翻弄(ほんろう)される主人公を演じるのは、『アレキサンダー』のジョナサン・リース・マイヤーズ。彼をとりこにする奔放なアメリカ人女性を『アイランド』のスカーレット・ヨハンソンが演じる。先の読めないサスペンスの魅力とウィットに富んだ語り口が融合した贅沢な作品。(シネマトゥデイ)

 最初に断っておくが、ウディ・アレン監督作品は『ギター弾きの恋』しかこれまで観たことがなかった。現役の映画監督としては申し分ない地位を築き、映画史においても名を残すほどの巨匠であるのに、なぜワタシはこれまで彼の作品を拒み続けたのだろうか。ウデイに対し、女性を主人公に据えた軟弱な映画しか撮っていないイメージが強くあったのだ。その超個人的な主観が、この『マッチポイント』を観て豹変した。

 この映画に登場する人物は皆、自己中心的な人物ばかりでとても好きになれそうに無い。しかし、どれも非常に人間臭いキャラクターに仕立て上げられている。決して好みの人物像ではないのだが、丁寧に描かれているので不思議と感情移入はしやすいのだ。実際、鑑賞中に男の心理としては非常に痛い部分を何度も突かれた。

 やはりウディ・アレンは只者では無い。この男は男女間の心の揺れを知り尽くしている。ベタな父権主義をモットーとする時代遅れなアクション映画監督には到底描ききれないであろう繊細な女心。そしてこの映画にはアクション映画に登場するような完全無欠のヒーローは存在しない。スクリーンに現われるのはふてぶてしいまでに利己的な男。しかし、これが人間の本来の姿なのだろう。

 教訓めいたモノを言うなら、この映画はカップルで観ることはお薦めできない。特に今、現在浮気をしている男性にとっては絶対にタブー。そういう意味では、女性の場合、男が浮気をしているかどうか試す格好の踏み絵にもなるかもしれない。
どちらにしろ、鑑賞後、隣に座る女の嫉妬深さ、そして疑り深さが恐怖に思えること間違いない・・・。

 ファム・ファタールを演じるスカーレット・ヨハンソンはかなり好きな部類の女優である。劇中でも主人公に「君の唇は官能的だ」と言わしめたファニー・リップはもはや犯罪級。アンジェリーナ・ジョリーも官能的な唇をもった女性だが、個人的にはこちらの唇はあまり好きではない。

 心残りなのが、終盤、畳み掛けるサスペンスのはずがややスピード感を失ったところか。思うに、映画のメイン・テーマである「運」というポイントに拘り過ぎた挙句、足を引っ張られたのかもしれない。オシイ。

びびっと☆VIVID 評価 ★★★☆☆
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コメント

「映画のだいごみとは」のブログにコメントくださりありがとうございます。
実は僕もウディアレンの作品は2本しか見たことありません。笑 「アニーホール」という映画がかなりの名作らしいですよ。
京都シネマにたびたび行くのでお会いしているかもしれませんね。次回は「カポーティ」行く予定です。
2006/10/06(金) 14:32 gonn URL [編集]

これ、マイミ君も見たって行ってた☆京都シネマよね?
かなり絶賛されておりました。
2006/10/06(金) 16:01 あさちゃん URL [編集]

gonnさん>おーそうなんですか!僕も京都シネマで観ましたよ★ちなみに今、その京都シネマでインターンシップをやっており、深い付き合いをさせてもらっています。これからも是非京都シネマに足をお運びください。

あさちゃん>京都シネマだよー!!結構エロスな内容なんであさちゃん好みかも(笑)
2006/10/10(火) 15:45 アキオ URL [編集]







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プロフィール
 

アキオ

Author:アキオ
びびっ!とキタものを Vivid(鮮やかに) 紹介していきます☆★


*中島卓偉*プロフィール

1978.10.19 / 福岡県出身/ A型

バンド活動を経て、“TAKUI”として1999年ソロデビュー。

抜群の歌唱力と圧倒的なライヴ・パフォーマンス、そして稀代のソングライティング能力には業界内・外からも定評がある。

●最新シングル
『3号線』
発売中!

●デビュー10周年記念アルバム『BEST YOURS』
~TAKUI NAKAJIMA Anniversary 1999-2008~
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