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日記 | 2006/06/17(土) 02:09
藤田嗣治・生誕120周年記念の展覧会に行って来た。藤田(レオナール・フジタ)は大学卒業後、渡仏し美術界で成功した人物。モディリアニらエコール・ド・パリの画家たちと交流しながらも、自分のスタイルを模索し確立した。

6月13日火曜日、 彼のギャラリーを観に京都近代美術館に多くの人がかけつけていた。見渡すと年配の人が全体的に多い。ルーブルを展示していた時は若者が多数見られたのだが。

近代美術館に行くのははじめてだ。京都の東山にあるので平安神宮の建物が奥にずっしりと構えている。この東山という街は本当に美しい。美術館のある通りは骨董品や京料理を営んでいるお店が並んでいる。

その通りの一角にある喫茶店で「くず抹茶ぜんざい」を食べた。このぜんざいが蕩けるような上品な味で、お茶の街・宇治シティに住むこのアキオを感服させた手腕は見事。紫にヘアーを染めちゃってるイタイ系の店のママに弟子入りさせてほしいと思ったり思わなかったり。

ちと脱線したので本筋に戻ろう。藤田嗣治の絵は西洋チックではあるが、線描は日本人らしい。和洋折衷というか、西洋と東洋の様式のいいトコだけを取った世界観に満ちていた。
彼の絵の大半には猫が描かれている。その猫はまるで生きているかのように躍動感があり、猫好きの自分としてはかなり好きだ。

作風もフランス期、中南米時、日本期などで全く違っている。画家も環境の変化によってこうも柔軟に進化していくのが印象に残った。

乳白色の肌をもつ裸婦像でフランス美術界の寵児となった時代の作品は、やはりこれ以上ない素晴らしさであった。美しい水彩で描かれており、線描の細さが東洋人らしいオリエンタルな雰囲気が表現されていた。

その後訪れた中南米の時代ではダイナミズムな油絵が錯綜しながらも生きる人物に説得力をもたせていた。フィジカルな人物が多々描かれているので真近でみると思わず目を奪われる。

日本に帰国後は政府からの依頼で戦争画を手掛けたが、こちらは大作ではあったがあまり藤田の個性が感じられず、好きにはなれなかった。プロパガンダは世界中のありとあらゆる芸術を国家の思惑どうりに利用したのだ。

その後やがて帰化し、晩年はこども達の絵や宗教画を多く描いた。どちらの主題も画家としての集大成、とも言えるほどの完成度で、観るものを圧巻させる。

記念に代表作『カフェにて』のクリアファイルを買った。300円。ポストカードは今回未購入。どうも気に入った絵がなかったからだ。

この回顧展は7月6日まで京都近代美術館にて行われているので、この機会に藤田嗣治の全貌を探ってみてはどうだろうか。ついでに「くず抹茶ぜんざい」も!!(店の名前忘れた・・・メンゴ!)
top_pic01.jpg

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アキオ

Author:アキオ
びびっ!とキタものを Vivid(鮮やかに) 紹介していきます☆★


*中島卓偉*プロフィール

1978.10.19 / 福岡県出身/ A型

バンド活動を経て、“TAKUI”として1999年ソロデビュー。

抜群の歌唱力と圧倒的なライヴ・パフォーマンス、そして稀代のソングライティング能力には業界内・外からも定評がある。

●最新シングル
『3号線』
発売中!

●デビュー10周年記念アルバム『BEST YOURS』
~TAKUI NAKAJIMA Anniversary 1999-2008~
発売中!!←はじめて卓偉の音楽に触れるひとにオススメ!ぜひ聴いてみて♪

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